環境分析

水質分析 温泉分析 ガス分析 悪臭(臭気)測定 臭気成分の定性試験 

土壌分析 シックハウス測定 その他(騒音測定、振動測定など)

水質分析

排水、下水、河川水、湖沼、地下水等の水質分析を受託しています。

対象事業場として、下水処理場、し尿処理場、廃棄物最終処分場、食品工場、その他、様々な工場・事業場が該当します。

1水素イオン濃度(pH)23トリクロロエチレン45クロロタロニル67有機態窒素
2浮遊物質(SS)24テトラクロロエチレン46プロピザミド68カリウム
3生物化学的酸素要求量(BOD)251,1,1-トリクロロエタン47EPN69ナトリウム
4化学的酸素要求量(COD)261,1,2-トリクロロエタン48ジクロルボス70カルシウム
5大腸菌群数27ベンゼン49フェノブカルブ71マグネシウム
6大腸菌群数281,3-ジクロロプロペン50イプロベンホス72硫酸イオン
7n-ヘキサン抽出物質29チウラム51クロルニトロフェン73りん酸イオン
8全窒素30シマジン52トルエン74珪酸
9全リン31チオベンカルブ53キシレン75総アルカリ度
10亜鉛32セレン54フタル酸ジエチルヘキシル76よう素消費量
11アルキル水銀33硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素55ニッケル77残留塩素
12総水銀34ふっ素56モリブデン78アクリルアミドモノマー
13カドミウム35ほう素57アンチモン79陰イオン界面活性剤
1436クロロホルム58塩化ビニルモノマー80一般細菌
15六価クロム37トランス-1,2-ジクロロエチレン59エピクロロヒドリン81臭気、色相
16全シアン381,2-ジクロロプロペン601,4-ジオキサン82色度
17ポリ塩化ビフェニル(PCB)39p-ジクロロベンゼン61マンガン83濁度
18四塩化炭素40イソキサチオン62透視度84トリハロメタン
191,1-ジクロロエチレン41ダイアジノン63電気伝導率(EC)85ダイオキシン類
201,2-ジクロロエタン42フェニトロチオン(MEP)64蒸発残留物86その他
21ジクロロメタン43イソプロチオラン65強熱残留物  
22シス-1,2-ジクロロエチレン44オキシン銅66アンモニア性窒素  

温泉分析

温泉成分分析及び可燃性天然ガス測定を受託しています。

温泉成分は10年ごとの定期的な分析が必要です。

温泉法の改正(平成19年10月20日施行)により、温泉成分の10年ごとの定期的な分析が義務付けられています。

分析終了年月日から10年以内に温泉成分再分析と、その結果に基づく温泉分析表の掲示が必要です。

【温泉成分分析(中分析)依頼の流れ】

ガス分析

ガス分析(ばい煙測定)

工場、事業場のボイラー、焼却炉等から排出される大気汚染物質のばい煙測定を受託しています。

分析項目の例

1ばいじん(ダスト)量
2硫黄酸化物(Sox)
3窒素酸化物(Nox)
4塩化水素(HCL)
5モニタリング連続測定
6ダイオキシン類
7その他、有害物質

消化ガス分析

下水処理施設等の消化ガス分析を受託しています。

分析項目の例

1メタン
2硫化水素
3水素
4窒素
5酸素
6炭酸ガス
7発熱量

悪臭(臭気)測定

悪臭分析

工場、事業場等の敷地境界線あるいは発生源等における悪臭分析(22成分)を受託しています。

分析項目の例

1アンモニア12イソバレルアルデヒド
2メチルメルカプタン13イソブタノール
3硫化水素14酢酸エチル
4硫化メチル15メチルイソブチルケトン
5二硫化メチル16トルエン
6トリメチルアミン17スチレン
7アセトアルデヒド18キシレン
8プロピオンアルデヒド19プロピオン酸
9ノルマルブチルアルデヒド20ノルマル酪酸
10イソブチルアルデヒド21ノルマル吉草酸
11ノルマルバレルアルデヒド22イソ吉草酸

臭気指数

人間の嗅覚でその臭気を感知できなくなるまで試料を希釈した場合におけるその希釈の倍数を基礎として算定されるものをいいいます。
この測定は、臭気判定士が行います。

臭気物質の定性試験

odor analysis

Aroma Voice(スニッフィングGC/MS分析)システムにより、臭気物質を人間の嗅覚とGC/MS分析とで確認し、その原因物質の特定をするものです。
食品分野、工場・事業場の臭気対策、脱臭性能の確認など環境関連分野で広く応用が期待できるシステムです。

具体的には

特定悪臭物質(22物質)に当てはまらない臭気、においの原因を知りたい等、本システムを使えば定性的に知ることができます。

スニッフィングGC/MS分析とは試料に含まれるにおい物質(気体)をガスクロマトグラフ(GC)で分離後、2経路に分岐させます。
一方の経路は質量分析計(MS)に繋がっており、検出された成分の同定分析を行います。もう一方の経路は人がにおいを嗅ぐための装置に繋がっており、検出された成分のにおいの有無・官能評価をします。
においの成分によっては複数の成分と混ざり合うことによってにおいの強さや感じ方が変ることがあります。

土壌分析

soil analysis

土壌汚染対策法による調査、土壌養分分析等を受託しています。

土壌汚染調査

土壌汚染対策法では、以下の3つの場合に調査を行うことと義務づけられています。

  1. 水質汚濁防止法の特定施設が設置されている工場・事業場の敷地について、特定施設の使用を廃止したとき。⇒「法第3条第1項に基づく調査義務」
  2. 一定規模(3000m2)以上の土地の形質の変更の際に土壌汚染のおそれがあると都道府県知事が認める場合。(自然由来の土壌汚染を含む)⇒「法第4条第2項に基づく調査義務」
  3. 土壌汚染による健康被害が生ずるおそれがある土地の調査。⇒「法第5条第1項に基づく調査義務」

シックハウス測定

sickhouse

シックハウス(室内環境汚染)厚生労働省指針(平成14年)に基づく分析を受託しています。

分析項目の例

1ホルムアルデヒド
2アセトアルデヒド
3トルエン
4キシレン
5エチルベンゼン
6スチレン
7パラジクロロベンゼン
8テトラデカン
9クロルピリホス
10フェノブカルブ
11ダイアジノン
12フタル酸ジ-n-ブチル
13フタル酸ジ-2-エチルヘキシル

シックハウスとは

シックハウス症候群とはホルムアルデヒドやトルエンなどの化学物質によって起きる、めまいや頭痛などの症状のことをいいます。
日本では住宅の高気密化によってシックハウス症候群の原因物質である化学物質が室内にとどまり、大きな問題となっています。

その他環境分析

騒音測定、振動測定、環境大気の濃度、建築物飲料水検査、絶縁油のPCB濃度、農薬分析、下水汚泥分析など環境分析全般にも対応しております。


分析事業