ごみ質分析は、焼却施設の維持管理、ごみ処理計画、ごみ減量計画、リサイクルによる固形燃料化(RDF、RPF、ペレット)のためのデータ収集など色々な目的の為に実施されています。
リサイクル
燃料分析 ごみ質分析 産業廃棄物分析 橋梁等建築物塗膜の分析
燃料分析
廃棄物固形化燃料(RDF,RPF、ペレット)、石炭、リサイクル油等の分析を受託しています。
主な分析項目の例を以下に示します。
1 | 発熱量 | 10 | かさ比重 |
2 | 水分 | 11 | 粉化度 |
3 | 灰分 | 12 | 揮発分 |
4 | 塩素 | 13 | 固定炭素 |
5 | 硫黄 | 14 | 動粘度 |
6 | 炭素 | 15 | 反応 |
7 | 水素 | 16 | 比重 |
8 | 窒素 | 17 | 引火点 |
9 | 酸素 | 18 | その他 |
ごみ質分析
ごみ焼却処理場等に係るごみ質分析検査を受託しています。
主な分析項目の例を以下に示します。
ご み 質 分 析 | 1 | 単位容積重量 |
2 | ごみ質三成分(水分、灰分、可燃分) | |
3 | ごみの種類組成(6種類) | |
4 | 低位発熱量(計算) | |
ご み 質 の 元 素 分 析 ・ 発 熱 量 | ||
1 | 炭素 | |
2 | 水素 | |
3 | 窒素 | |
4 | 塩素 | |
5 | 硫黄(全硫黄、燃焼性硫黄、不燃焼性硫黄) | |
6 | 高位発熱量、低位発熱量 | |
ごみ焼却灰の分析(熱灼減量) |
産業廃棄物分析
陸上埋立処分、海洋投入処分に係る分析検査を受託しています。
産業活動に伴って生じた産業廃棄物は、処理基準に基づき適正な処理を行う必要があります。
ばいじん、燃え殻、汚泥、廃酸、廃アルカリ、鉱さい、等の産業廃棄物は排出前に分析を行い基準を満たしていることを確認する必要があり「産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法」により溶出試験を行うことになります。
基準に適合しないものは、特別管理産業廃棄物となり無害化処理を行って管理型処分場で埋め立て処分、または遮断型処分場で処理することになります。
1 | カドミウム | 14 | 1,1-ジクロロエチレン | 27 | ダイオキシン類 |
2 | 全シアン | 15 | 1,2-ジクロロエタン | 28 | 有機塩素化合物 |
3 | 鉛 | 16 | ジクロロメタン | 29 | 銅 |
4 | 六価クロム | 17 | シス-1,2-ジクロロエチレン | 30 | 亜鉛 |
5 | 砒素 | 18 | トリクロロエチレン | 31 | 弗化物 |
6 | 総水銀 | 19 | テトラクロロエチレン | 32 | ベリリウム |
7 | アルキル水銀 | 20 | 1,1,1-トリクロロエタン | 33 | クロム |
8 | ポリ塩化ビフェニル(PCB) | 21 | 1,1,2-トリクロロエタン | 34 | ニッケル |
9 | セレン | 22 | ベンゼン | 35 | バナジウム |
10 | 有機りん | 23 | 1,3-ジクロロプロペン | 36 | フェノール類 |
11 | ふっ素 | 24 | チウラム | 37 | 油分 |
12 | ほう素 | 25 | シマジン | 38 | その他 |
13 | 四塩化炭素 | 26 | チオベンカルブ |
橋梁等建築物塗膜の分析
・橋梁等建設物の塗膜含有有害成分に係る分析検査を受託しています。
分析項目の例
1 | 鉛 |
2 | クロム |
3 | ポリ塩化ビフィニル(PCB) |
※含有量試験及び溶出量試験